一人っ子に兄弟がほしいと言われたときの受け止め方!親の本音も洗い出し

一人っ子の子育て
ひとりっ子ママ
ひとりっ子ママ

一人っ子に「きょうだいが欲しい」と言われたとき、どうすればいい?

きょうだいがいないと、将来や性格に影響する?

という不安を持つママのために、一人っ子を育てる自身も一人っ子の、子育て心理アドバイザーうさみが記事を書きました。

結論から言うと、一人っ子の子どもにきょうだいが欲しいと言われたら、反論せず意見を受け止めることが大切です。

きょうだいの有無だけで、性格や子どもの幸せは決まらないので安心してくださいね。

この記事でわかること

・一人っ子が「兄弟が欲しい」と言う理由と受け止め方
・心が満たされている一人っ子家庭の3つの共通点
・兄弟がいないことへの罪悪感との向き合い方

一人っ子が「兄弟が欲しい」と言う理由と受け止め方

子どもにきょうだいが欲しいと言われたら、「かわいそうなことしたかな…」と、後悔や罪悪感にかられるママは少なくありません。

ここでは、一人っ子がきょうだいが欲しいと言う理由と、受け止め方をお話していきます。

子どもがきょうだいを欲しがる理由

子どもが「きょうだいが欲しい」と言うのは、シンプルな理由であることがほとんど。

きょうだいっていいなと思ったときや、その瞬間を思い出して、親に伝えることが多いです。

  • 友だちの家できょうだいが遊んでいる様子を見た
  • テレビや本で、きょうだいが楽しそうにしている場面を見た

発達心理学者のピアジェも、子どもは身近な環境をもとにして「こうだったら楽しそう」と想像を広げる存在だと述べています。

「きょうだいが欲しい!」という発言は、不満というより、好奇心や人との関わりへの興味が育っているサインとも言えるのです。

「きょうだいが欲しい」と言われたときの受け止め方

子どもに「きょうだいが欲しい」と言われたときの対応として、いちばん大切なのは否定をしないこと。

子どもの気持ちを受け止めないと、今後親に本心を話してくれなくなる可能性があります。

ひとりっ子ママ
ひとりっ子ママ

「うちは無理!」って即答してた…。

筆者
筆者

まず「そうなんだね」「なんできょうだいが欲しいと思ったの?」と受け止めてあげましょう。

反論せず意見を飲み込むことで、意見を言っても聞き入れてくれるんだと感じ、子どもは安心します。

きょうだいがいないことへの親の本音

子どもから「兄弟がほしい」と言われたときだけでなく、友達の兄弟エピソードを聞いたときや、将来を想像したときに、モヤっとすることはありませんか?

その感情は、実は多くのママが抱えているもの。

まずは、その本音たちを洗い出してみましょう。

一人っ子を選んだはずなのに後悔することがある

出産前後に、「うちは一人っ子にしよう」と決めたご家庭もあるでしょう。

それなのに、子どもの「きょうだいが欲しい」という発言で迷いが生まれるのはなぜ?

ねこちゃん
ねこちゃん

なぜなら、育児をしていく中で状況が変わったから!

子どもが成長し、言葉で気持ちを伝えられるようになると、親の視点も自然と変わっていきます。

小さい頃は気にならなかったことも、園や学校などで集団生活が始まると「きょうだいがいたら違ったのかな?」と考える瞬間が増えます。

私も出産前から子どもは絶対ひとりだと決めていました。

しかし、幼稚園に入ってから「きょうだいが欲しい!」と子どもに言われることが増え、小学校低学年まで真剣に悩みました…。

このように親がきょうだいの有無について悩むのは、子どもの幸せを考え続けている証拠ともいえますよね。

周りの家庭や世間の声で不安が大きくなる

不安が強くなる背景には、周囲と比べてしまうことや、世間の声があります。

・きょうだいはいた方がいい
・一人っ子はかわいそう

このような言葉を一度は耳にしたことがあるかと思います。

筆者
筆者

私も耳にタコができるほど、「二人目は?」と言われてきました泣

まわりや世間の声だけでなく、自分自身が他の家庭と比べてしまうケースも少なくありません。

ねこちゃん
ねこちゃん

社会学の研究でも、子育ての不安は「周りがどう思うか」「普通はどうか」といった社会の価値観から生まれやすいとされているにゃん。

不安は環境が勝手に作り出している場合も多いのです。

一人っ子にして後悔したかも…と感じてしまうママは、下記記事もチェックしてみてくださいね。

罪悪感は子どもを大切に思っている証拠

きょうだいがいないことへのモヤモヤとした罪悪感は、子どもへの愛情があるからこそ生まれます。

たくさん考えて悩んだママほど、「きょうだいが欲しい!」という子どもの言葉を重く受け止めてしまいやすいのです。

「まちがった選択をしちゃったかも…」という不安は、多くの親が一度は感じるもの。

あなたが子どもを大切に思ってるから、罪悪感が生まれてしまうんですね。

兄弟の有無で子どもの幸せは決まらない

きょうだいの有無だけで、子どもの幸せは決まりません。

ここでは、「きょうだいがいた方がいい」という思い込みを見直し、一人っ子のメリットについてみていきましょう

「兄弟がいた方がいい」という思い込み

きょうだいがいれば幸せという考えは、あくまでイメージにすぎません。

きょうだいがいる家庭が楽しそうに見える場面は多いですが、本当のところはわかりませんよね。

きょうだいがいても、悩んだり、孤独を感じたりする子はいます。

私たちは、いい部分だけを切り取って他人の家庭を評価しがちです。

ねこちゃん
ねこちゃん

隣の芝生は青く見えるってやつにゃ。

つまり、きょうだいがいる=幸せという考えは、現実というより理想像から生まれていることが多いのです。

一人っ子だからこそ得られる経験や強み

一人っ子には、一人っ子ならではの強みがあります。

一人っ子の強みの例は下記の通りです。

  • 大人と接する時間が長いので、言葉の理解力や自己表現力が育ちやすい
  • 自分の時間を大切にする力があるので、集中力が身につきやすい

金銭的にも余裕があることも多く、旅行や習い事にお金をかけられる家庭も多いですね。

研究やデータから見る一人っ子の幸福度

さまざまな研究データをみてみると、幸福度はきょうだいの有無で大きく変わりません。

幸福感に影響するのは、家族関係や安心感であり、兄弟の人数ではないとされています。

社会心理学者ファルボ博士の研究では、一人っ子と兄弟のいる子どもを比較しても、幸福度や社会性に大きな差は見られなかったと報告されています。

ねこちゃん
ねこちゃん

大切なのはきょうだいがいるかどうかではなく、どんな関係の中で育つか!

心が満たされている一人っ子家庭の3つの共通点

心が満たされてのびのび育つ一人っ子の家庭の特徴は次の3つです。

①親と子の関わり方が濃い
②親以外とのつながりがある
③親に余裕がある

ひとつずつみていきましょう。

①親と子の関わり方が濃い

心が満たされてのびのび育つ一人っ子家庭の共通点ひとつめは、親と子のかかわり方が濃いこと。

一人っ子は、親の愛情を一身に受けられることが多いですよね。

日常生活はもちろん、旅行やお出かけを一緒に楽しむことで、「自分は大切にされているんだ!」という実感が積み重なっていきます。

家庭にこのような安心感があると、子どもはのびのび育つだけでなく、さまざまなことに挑戦する意欲が湧いてくるのです。

ひとりっ子ママ
ひとりっ子ママ

安心感を与えるコツってある?

筆者
筆者

子どもを否定せずに、まずは下記のように受け止めてみることが大切です。

・失敗しても怒らず、過程をほめる
・何かあったときに話を聞く

このような家庭環境だと、一人っ子の自立心と安心感を育てられるでしょう。

②親以外とのつながりがある

心が満たされてのびのび育つ一人っ子家庭の共通点2つめは、親以外とのつながりがあること。

一人っ子はきょうだいがいない分、親以外との関わりが、社会性や安心感を育てる役割を果たします。

ひとりっ子ママ
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親以外のつながりって例えば?

ねこちゃん
ねこちゃん

親戚やともだちにゃ。下記もチェックしてね。

・習い事
・園や学校
・祖父母との触れ合い
・近所のお友だちとの遊び

このような場や人々との関わり合いで、「自分を見てくれる人がたくさんいる」と感じられると、孤独感を感じることは少なくなるでしょう。

一人っ子家庭は、人とのつながりを少し意識して生活してみてくださいね。

③親に余裕がある

心が満たされてのびのび育つ一人っ子家庭の共通点3つめは、親に余裕があること。

まず親自身のメンタルが安定していることが、子どもの安心につながります。

ねこちゃん
ねこちゃん

親の不安や罪悪感は、言葉にしなくても子どもに伝わりやすいものにゃ。

だからこそ、まずは親が自分を責めすぎないことが大切です。

きょうだいがいなくても、この子も私も幸せ!と自分に言ってあげるだけで、気持ちが前向きにかわります。

子どもが小さいときは、正直慣れない子育てに疲弊して余裕がありませんでした。
そんな中「きょうだいが欲しい」なんて言われて、動揺したこともあります。

子どもが小学校にあがった今は、メンタルもかなり安定したので、一人っ子のよさを息子に伝える毎日です!笑

きょうだいがいない…罪悪感との2つの向き合い方

一人っ子と決めたことを頭では納得しているはずなのに、ふとした瞬間に「本当にこれでよかったのかな」と不安になることがありますよね。

罪悪感や迷いとどう付き合っていけばいいのか、モヤモヤする気持ちへの向き合い方を2つお伝えします。

①完璧な選択肢は存在しないという考えを持つ

子育てに、完璧な選択肢は存在しません。

きょうだいがいる人生にも、一人っ子の人生にも、それぞれ違う悩みと喜びがあります。

どちらを選んでも、100点満点になることはないのです。

ねこちゃん
ねこちゃん

家族心理学でも、あとから正解だったかを決めるのは✕。

選んだ道をどう受け止め、どう生きていくかが、結果的に幸福感に影響するとされてるにゃ。

子育ては産んだら終わりじゃないですよね。

時間とともに状況や気持ちが変化していくのは当たり前のことなので、昔の選択を後悔しなくてもいいのです。

②ベストを重ねていく

これからの子育ては、そのときに考え付いたベストを重ねていけばOKです。

家族の形は変えられなくても、子どもへの関わり方や経験は、今からいくらでも選び直せます。

・旅行やおでかけをする
・料理を手伝ってもらう
・一緒にカフェに行く

このような小さなことを積み重ねていきましょう。

「この家族に生まれてよかった」という気持ちになり、親も子も共に成長していきます。

私は最近子どもとカフェに行く、一緒に寝る前に読書をする、というふたつのことを実践しています。
子どもも本好きになってほしいので、一緒に本屋さんや図書館へも行きますよ。

母子で、ゆったりとした時間が過ごせるのも一人っ子の強味ではないかなと感じます。
(つまんない~帰る~と言われることも多々あります笑)

まとめ:一人っ子でもちゃんと幸せになれる

子どもから「きょうだいが欲しい」と言われたときに感じる迷いや罪悪感は、親として自然なことです。

でも、その言葉は不幸という意味ではなく、成長の中で生まれた素直な気持ちであることがほとんど。

きょうだいの有無だけで、子どもの幸せが決まるわけではありません。

大切なのは、人数ではなく関わり方や安心できる家庭環境です。

今の家族でできるベストを積み重ねていくことが大切ですよ。

この記事を書いた人

ひとりっ子息子を育てる、自身もひとりっ子育ちの30代ママ。

子育て心理アドバイザー。

親目線、子目線からひとりっ子ならではの育児・特徴を発信。

家族は夫と小学生の息子、そしてかわいい猫と暮らしています。
このブログが「一人っ子育児っていいな」「うちもそうそう!」と共感できる場所になれば嬉しいです。

詳しいプロフィールはこちら→プロフィール

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