
一人っ子育児はなんでこんなに辛く感じるの?
少しでも楽に子育てしたい!
という方のために、一人っ子を育てる自身も一人っ子である、子育て心理アドバイザーうさみが記事を書いています。
結論から言うと、 一人っ子育児が辛く感じるのは、子どもを大切に思っている、大変さを言えない環境にある、負担が親に集中する、一人っ子=ラクというイメージがある、といったことが原因です。
きょうだいがいても一人っ子でも、育児は本当に大変…。
・一人っ子育児が辛い4つの理由
・一人っ子・きょうだいがいる子それぞれの大変さ
・一人っ子育児を少しラクにする方法4つ
一人っ子育児が辛く感じる理由4つ
「どうしてこんなに疲れるんだろう…」と感じる一人っ子育児。
辛く感じる理由にはちゃんと科学的・心理的な背景があります。
ここでは、一人っ子育児が辛く感じやすい理由と、実際にどんな場面で負担が集中するのかを具体的に見ていきましょう。
①あなたが愛情深いから
一人っ子育児の辛さは、あなたが子どもを大切に思っているからこそ感じるものです。
心理学の研究では、責任感が強く子どもに真剣に向き合う親ほど、悩みや不安を感じやすい傾向があるとされています。
こうした行動はすべて子どもを思う気持ちの表れ。
あなたがしっかり子育てに向き合っている証拠なのです。
②一人っ子育児の辛さはまわりに言いにくいから
一人っ子育児のしんどさは周囲に見えにくいので、つらさや孤独感が強くなりやすいです。
SNSやママ友との会話で「一人っ子は楽でいいね」と言われることが多くありませんか?

きょうだいがいるママの方が二倍大変だし…って思って、自分の辛さを素直に話せない。

育児の相談相手が二人目がいるママだと「うちはもっと大変だよ」と比較されることもありますよね。
辛さを共有できないと、自分の中で抱え込み苦しくなってしまうことがあります。
③負担が親に集中するから
一人っ子育児では、親の責任や負担が分散されないため、疲れやストレスを強く感じやすくなります。
きょうだいがいれば、ヒマな時間に兄弟で一緒に遊んだり、上の子が下の子の勉強をみてくれたり…。
すべての兄弟がそうだとは限りませんが、年齢差で遊びや勉強を助けてもらえることがあります。
しかし一人っ子だと、下記のような生活のすべてを親一人でこなさなければなりません。
・学校や習い事の送迎
・宿題のサポート
・遊び相手
夕方に一人で宿題を見ながら、同時に夕食の準備などの家事をこなす…そんな日々が続くと、精神的にも肉体的にも疲労が蓄積されていきます。
息子の習い事では、弟をお迎えにきているお兄ちゃんの姿が見られます。
きょうだいがいるお友だちは、休みの日は一緒に遊んでくれるから助かると言っていました。
④「一人っ子=楽」というイメージがあるから
「一人っ子は楽」と思われること自体が、ストレスの原因になりがちです。
周囲の誤解によって、育児の悩みを相談しにくくなったり、弱音を吐けなくなったり…。
また、自分の感情を否定してしまい「私はみんなに比べて楽なんだから頑張らなくちゃ」と感じることも少なくありません。

心理学の研究でも、一人っ子家庭では子ども一人に集中しやすく、親が孤独感や負担感を抱えやすくなることがあるって言われてるにゃ。
一人っ子が楽と言われることにモヤモヤする方は、下記の記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
一人っ子育児もきょうだい育児も、どちらも大変
育児の大変さは子どもの人数だけで決まるわけではありません。
この章では、一人っ子育児ときょうだい育児、それぞれの特徴を比べながら、親としての負担や、感じる辛さをみていきます。
種類が違うだけで辛さは同じ
一人っ子育児もきょうだい育児も、辛さの質が違うだけで、どちらも大変です。
きょうだい育児は複数の子どもをに同時に対応する必要があるため、手間や体力の負担が大きくなります。
いっぽう一人っ子育児は、負担は一人分ですが、責任や精神的プレッシャーが親に集中する傾向があります。
どちらも「大変さの種類が違うだけ」で、辛さの強さは変わらないのです。
私が一人っ子を育てていて大変だと思うことは、遊び相手にならなくてはいけないこと。
「ママあそぼ~」が永遠に続いていて、頭がおかしくなりそうになったことがあります。
小3の今も、ママママママと連呼されています…。
兄弟のいるママ友は、とにかく兄弟げんかがひどくて、かなりのストレスになると言っていました!
周りと比べる必要はない
一人っ子育児もきょうだい育児も、それぞれの家庭に合ったスタイルでOK。
「うちは楽だからいいのかも」とか「二人以上いないとダメかな」と比較したり落ち込んだりする必要はありません。
心理学の研究では、育児の満足感や親子関係の良さは、子どもの人数よりも、親が安心して子どもと関われているかどうかが重要だと示されています。
一人っ子家庭ときょうだいがいる家庭、それぞれのメリットは次のとおり。
・親の時間・関心をたっぷり向けられるので、情緒が安定やすい
・教育費や体験への投資ができる
・親子関係が密になり、価値観を共有しやすい
・日常の中で社会性やコミュニケーション力を育てやすい
・親の負担や期待が分散されやすい
・将来的に家族内で支え合える関係が築ける可能性がある
一人っ子家庭のデメリットは、親の期待や負担が子に集中したり、親の負担が増えがちなこと。
きょうだいがいる家庭のデメリットは、親の時間やお金、エネルギーが必要なことや、子ども一人ひとりとじっくり向き合う時間が取りにくいなど。
どちらもこのようなメリット・デメリットがあります。
一人っ子育児を少しラクにする4つの方法
一人っ子育児を少しでもラクにする方法は次の4つです。
①気持ちを吐き出せる場所を作る
②完璧を求めない
③少しでも自分の時間を作る
④他の親御さんの体験談を聞く
それぞれ見ていきましょう。
①気持ちを吐き出せる場所を作る
辛い気持ちは我慢せず、誰かに話すだけで心がラクになります。
心理学では、感情を言語化し、誰かと共有するだけでもストレス反応が和らぐことが知られています。
・SNSやオンラインコミュニティで愚痴を話す
・親しい友人や家族に子育ての大変さを打ち明ける
・日記やブログで感情を文字にする
こうした吐き出す場を作るだけで、心が軽くなり前向きになれることがあります。

吐き出す相手選びって難しいよね。マウント取られるとますますストレスになるし。

なんでも話せる友人、同じ一人っ子ママ、匿名でのSNSなんかがストレスがたまらなくていいかも。
②完璧を求めない
完璧な親である必要はなし!
親としての理想像を追いすぎると、少しのことで自分を責めてしまい、辛さが増してしまうことも多いでしょう。
自分に優しくすることで、イライラせず子どもとの関係も良好になります。
たとえば、育児に関しては下記のふたつを意識するだけでOKにするなど、どうでしょう。

時間を決めるって?

家事の片手間に子どもの相手をするととても長く感じますよね。
15分だけと決めて子どもと遊ぶと、少し楽になりますよ。
子どもと接する時間を短くする代わりに、質の高い関わりを意識するといいですね。
「一人で全部やらなきゃ」と思わないようにするのもポイントです。
このように、誰かに頼ってみることも、自分の心身を健康に保つために必要ですよ。
きょうだいがいるママは、完璧を求めずいい塩梅で育児ができている気がします。
何事も子どもに任せて待ってみる、失敗しても仕方ない、と考えられる方が多いのかも。
一人っ子のママさんは、頑張りすぎていることが多い気がするので、肩の力を抜いていきましょうね。
③少しでも自分の時間を作る
一人っ子のママさんは、少しの時間でも、自分だけのリフレッシュタイムを持つことが大切です。
育児だけに集中してしまうと体も心も疲れてしまいます。
心理学でも、親が適度にリフレッシュできる環境は、子どもへの良い影響につながることが分かっています(例:米国心理学会 APA の研究)。
・5〜10分のストレッチやお散歩
・カフェでの読書
・お気に入りの音楽を聴く
・好きなスイーツをゆっくり楽しむ

いつもはキッチンでこっそりチョコレート口に放り込んでるわ…。

私は自分時間を作って、めちゃくちゃカフェに行きます!

子どもと離れられる時間で、趣味や運動を楽しんで気分転換することは大切です。
一番身近な旦那さん、旦那さんが無理ならご両親、それでも無理なら市や園などの預かり保育なども検討してみてください。
④他の親御さんの体験談を聞く
同じ一人っ子育児の親の体験を知ることで、安心感が得られます。
「自分だけが大変なのではない」と知ると、心が少し楽になりますよ。
こうした声に触れるだけで「自分もそうだし、みんなそうなんだ…」と思えることがあります。
一人っ子のママ友でなくても、話をきいてくれるきょうだい育児をしている方もいます。
私のお友だちは兄弟のママなのですが、「一人っ子の方が大変だと思うよ」といつも寄り添ってくれます。
まとめ:もっと頼って甘えて一人っ子育児を楽しもう
一人っ子育児は孤独や責任の重さなど辛さを感じやすいですが、それはあなただけではありません。
辛さは子どもへの愛情があるからこその感情です。
無理をせず甘えてもOK!
一人っ子育児もきょうだい育児も大変さの種類が違うだけ。
悩みを吐き出したり、視点を変えたりして、今しかない育児を楽しんでいきましょう。


